ボンクラ補佐、またしてもやらかす

市長の挨拶文を書くのって、すごく難しいんですよ。最新のトピックを気にしなきゃならないのはもちろん、政治家としての視点を入れなきゃならないし、市長やら、その腰巾着の連中の好みも入れなきゃならないし、おまけに決裁がなかなか回らない。だから、かなり慣れた職員でも手こずるんです。キッチリ準備しておいても、すっと通らない。そんな仕事をね、期限ギリギリまで放っておいて、テキトーに書いて、おまけに役所経験ゼロ、11月に入ったばかりの産休補助のアルバイトに「添削して」なんて言う課長補佐って、なんなんでしょうか。そんなこと言われて、どこをどう直せばいいかなんて分かるわけない。そもそも、そんな相手に添削されてたらダメだろう、課長補佐なんやから。こまったバイトさんは私に泣きつき、私は「とにかく課長に渡せ」と指示したのです。課長に添削させるわけですよ。これしかないでしょ、時間もないんやし。