楽園とは探偵の不在なり

昨日に続いてトテモ良い天気なのだが、そんな日に似合わない斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』を読む。外の天気とは逆のどんよりした気分に落ち込む。先日のオークション負けが意外に尾を引いてて、落ち込み過ぎたせいで、つい余計なものをポチッとしち…

恋に至る病

最近、酒量が増えた気がする。と言っても、週にレモンサワー500ml缶を3本か4本飲む程度なんだが。仕事でのストレス、家庭でのストレス、どちらも解消の方法を思いつかず、ひたすら悶々とする日々。せっかくの休みなので、どこかに出掛けようかと思いもするが…

昭和ジャズ論集成

ぽつんと一日休みがあっても、どうも中途半端で良くない。前日の疲れから少し遅くまで寝てしまうし、明日があるから夜更かしできないし、というわけで読書ということになるのだが、『昭和ジャズ論集成』は実にツマラン本だった。6人もの評論家の、「日本の…

ふたたび赤い悪夢

めちゃめちゃいい天気の休みなのだが、どうも何もする気にならんので、これまた随分久方ぶりに法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』を再読。途中で唐突にぶっこまれるアイドル論だの年表だのはドーデモイイし、クイーンがどうしたこうしたもドーデモイイけれど、…

匣の中の失楽

十数年だか数十年だか、とにかく随分と久方ぶりに『匣の中の失楽』を読んだ。以前に読んだのは講談社ノベルス版だったが、今回は双葉文庫版。驚くほどに読後感が同じで、要は「実にツマラン」の一語に尽きた。読むのに5日ほどかかったのだが、一気読みさせ…

あの日、君は何をした

初めてゴーゴーカレーに行った。河原町三条にあったのは知ってた(でも、どうやら随分前に閉店したらしい)が、五条のユニクロ前にあるのを最近知ったので、昼飯を食いに出かけた。ロースカツカレーを食ったのだが、なんかルーが物足りない。少ない。なので…

鏡館の殺人

母の手術に伴う入退院があって4連休となったわけだが、完全フリーなのは最終日である今日だけ。というわけで、朝はユニクロでロンTを買ってきた。裏起毛だって言うが、薄いなぁ。で、ユニクロの向かいにゴーゴーカレーができている。ゴーゴーカレー、食っ…

りら荘事件

光文社文庫の『りら荘事件 増補版』のうち、「りら荘事件」を読んだ(併録の「呪縛再現」は、まだ)。ずいぶん昔に、講談社文庫版を読んでいるので、新鮮な驚きというのはなかったけれど(あ、でも、最後の殺人は忘れてた)、面白くは読めた。しかし、気にな…

幻綺行 完全版

もったいなくて、ちびちびと読み進めていた横田順彌『幻綺行 完全版』を、とうとう読み終えてしまった。面白かった。実に面白かった。解説には「小栗虫太郎の『人外魔境』に伍して一歩も引けを取らない」とあるが、『人外魔境』(私は角川ホラー文庫で読んだ…

紙鑑定士の事件ファイル

朝一番に竹内結子の訃報にビックリさせられた。ずいぶん昔の電話機か何かのCMで「かわいい子だな」と思ったくらいで、出世してからは特に何の思い入れもない女優なのだけれど、あれだけ売れてる有名人が……というのは、なかなかのショックだ。 歌田年『紙鑑定…

ディスコ探偵水曜日

四連休だし、以前から読んでみようと思っていた、舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』を借りてきた。図書館に上中下3巻が揃ってたのを初めて見たもので。で、一気読みしてしまった。面白かったから、ではなくて、あまりのドーデモよさに、さっさとオサラバし…

十字架のカルテ

やっとこさ辿り着いた休日。でも、目覚める時刻は大して変わらず、年老いたサラリーマンの悲哀を感じる。 知念実希人『十字架のカルテ』。何故か勝手に長編だと思い込んでいて、読み始めたら、連作短編ゆえの読みやすさと面白さにビックリ。トテモ楽しめた。…

仮面ライダーSPIRITS

ここ数年、あまりに質が低下し、いつ終わるとも知れぬダラダラっぷりを呈している仮面ライダーSPIRITSを売ろうかと思い、とりあえず一から読み返してみた。あまりに面白くて、一気に9巻まで読んでしまった。やっぱり初めは面白かったんだなぁ。特に2号登場…

みーんなほんなごと!

心静かにオモチャの棚の整理をしたり、小松政夫『みーんなほんなごと!』を読んだり、とにかく疲れを癒そうとしていたのに、17時32分、大雨警報発令。こんな程度の雨で、警報なんか出してんじゃねぇよ、もうすぐ晩飯で、酒を飲もうと思ってたのによ、とブツ…

透明人間は密室に潜む

連休最終日。こう暑くては何もする気が起きぬ。とか言いながら、3本目のベタトルを開けて、黙々と作業。名鑑シリーズ68個もゴシゴシしていると、いい加減嫌になってきた。モノによってベタベタ度合いの違いが激しすぎるのは何故なのだろうか。同じ頃に買…

たかが殺人じゃないか

『逃亡者』だの『追跡者』だの『トレイン・ミッション』(なんやこれ、ハナっから列車ごと吹き飛ばしゃ済む話やないか、脚本家アホちゃうか)だのを見ながら、ベタトル作業。モノによってベタベタ度合いが全然違うのは何なのか。とか言いながら、作業の終り…

新仮面ライダーSPIRITS 26巻

まだ終わる気配がない。だらだらだらだらと、よくもまぁ……。巻末もイラストでお茶を濁し、いよいよ末期的症状も極まってきたが、さて、どうするか。編集者は何も言わんのかね。

本多猪四郎 無冠の巨匠

三条商店街を、ほんの少し外れたところにある、昭和レトロのいっぽう堂に行ってきた。思ったよりも狭い店内、客が2人入ったら完璧な「密」になるのだが、ぎっしり詰め込まれたアイテムの数々に感嘆。しかし、値札を見て「俺はコレクターにゃなれぬなぁ……」…

東映ヒーロー悪役列伝

今日、明日くらいはゆっくりしようと思っていたのに、朝8時前に警報発令。家にいても、寝てても、全然落ち着けない。雨なんぞ、とっととやんだのに、昼過ぎまで拘束された。こういうの、結構メンタルに来る。 帰ってきてから、特に何をする気にもなれず、本…

本格ミステリーを楽しむ法

昨夜は警報が出ずにホッとしていたら、九州は酷いことになっていて、亡くなった方までおられるという。被害にあって、今も救助を待っている人がたくさんおられるのだろう。お見舞い申し上げます。 夜は、鮎川哲也の『本格ミステリーを楽しむ法』という、タイ…

映画と演劇

小笠原正勝『映画と演劇 ポスターデザインワークの50年: 知られざる仕事師の全仕事』は、これも見たことある、これも知ってると、ページをぐいぐい捲っていくわけだが、デザイン自体は、実はさほど好みではなかったりする。映画のポスターは、レコードジャケ…

コープス・ハント

下村敦史『コープス・ハント』は面白かった。まぁ、仕掛け自体は見え見えのバレバレなんだけれども、そこはメインディッシュじゃない(と思う)し、あんまり気にならなかった。 しかし、わざわざ英語のタイトルにしなきゃならんかったのだろうか。コープスっ…

追想の探偵

月村了衛『追想の探偵』は面白く読めたが、最後の方になると飽きてくる。人探しのお話だが、どうやって探すかに興味を持てるのは最初だけで、「なぜ探さなきゃならん状態になっているか」に面白さを詰め込んでもらわないとキツイ。それと、決め台詞の「仕事…

災厄の町〔新訳版〕

ギックリ腰は随分とましになったものの、出勤できるほどではないので、今日も休み。貴重な有給休暇を浪費してしまって、ホントに腹が立つ。することがないので、越前敏弥による『災厄の町〔新訳版〕』を読む。旧訳で読んでから十何年(下手すりゃ何十年)経…

幽霊たちの不在証明

朝永理人『幽霊たちの不在証明』は、犯行時刻を分刻みで特定していくというのは良い。この年になると、それだけで押してこられるのは正直しんどいけれど、それは私の事情だからいい。解決後もよろしい。これは私好みだ。しかし、それ以外の部分が酷すぎない…

銭ゲバ

ジョージ秋山が死んだ。『銭ゲバ』を読んだ時の衝撃は忘れられない。スカッとするところは全くないのに、たまに読み返してみたくなる。合掌

さよならが言えるその日まで

久々に再開したBIVI二条へ行ったが、普通に人出があって、こんなに早く戻るのかとビックリした。さすがにマスク着用率は高かったけど。 高木敦史『さよならが言えるその日まで』は、イマイチだった。主人公の父親が、何故そんなことをしたのか、という謎は早…

エンドレス・スリープ

朝から異様にしんどくて、でも休むわけにはいかなくて、何とか出勤したが、なんだろうか、このダルさ。風邪ってわけでもないだろうし、一足早く夏バテなのか。 辻寛之『エンドレス・スリープ』は、何をどう楽しめというのかサッパリ分からない。エンドレス・…

エラリー・クイーンの新訳

不要不急の外出は自粛しろと言われたって、さすがに我慢にも限界がある。というわけで、午前中は母と妻の買物のために車を出して、アヤハディオに行った。ステイ・ホームではなくステイ・ホームセンターしてるのかと思うほどの大混雑。あんなに駐車場が埋ま…

三角形の第四辺

世間では「GW後半」とか言ってるが、普通、今日からがGWじゃないの? まぁ、ゴールデンどころの話ではないわけだが。5日間家に籠るには、それなりの準備が必要なわけだが、本屋も図書館もビデオ屋も閉まっているので、古本市場西陣店とブックオフ太秦店…