法廷遊戯

いろんなことがダルくって、一日家にいた。本を読んだりテレビを見たり音楽を聴いたりと、それなりに休日を楽しんでいるとは思うのだが、どんよりした気分は否めない。いつまで、こんな暮らしが続くのだろうか。 五十嵐律人『法廷遊戯』は面白く読んだが、ガ…

落日の門

家にいても、くさくさするだけなので、亀岡までドライブした。リサイクルショップにめぼしいものは無かったけれど、まぁ、ある程度の気晴らしにはなったかな、という程度。 連城三紀彦『落日の門』は、一読して全部理解できる人なんているのだろうか。特に「…

青き犠牲

せっかくの休みだが、朝から息子の問題で、こころの健康増進センター、こども相談センターに電話。なんか、たらいまわしにされた感じだが、電話での相談なんて、これが限度だよなぁとも思った。ただ、継続的に見てもらう方がいいとのアドバイスを得て、結局…

夢の陽炎館/水晶の涙雫

一日だけポツンと与えられた休日というのも、何とも使い勝手が悪い。疲れるほどに何かすると明日に差し支えるし、かと言ってボーッと過ごすには長すぎる。となると、録画しておいたドラマの消化と読書くらいしかないわけだが、部屋に籠ってるのも、なかなか…

顔のない肖像画

随分と暖かかったので、ぶらぶら散歩でもすればよかったのだが、朝から家内と息子の親子喧嘩の仲裁に入って疲れ果てたので、結局何もせずに過ごす。息子も悪いが、家内もかなり悪いのだ。だが、それを指摘すると、またぞろ酷いことになるので、ソフトランデ…

美の神たちの叛乱

疲れが溜まりに溜まりまくっているのか、何をする気にもならない。ひたすら体がだるくて眠い。せっかくの休みだというのに実に勿体ない話だ。もっとも、元気が有り余っていたとしても、何もすることは無いのだが。 連城三紀彦『美の神たちの叛乱』は、なんだ…

明日という過去に

灯油を買いに行くというと、家内に使いを頼まれた。水を買ってきてほしいという。水道局の肩を持つわけではないが、私はペットボトル入りの水だの茶だのを(海外ならともかく)金を出して買う気にはなれない。でもまぁ、頼まれたんで、コントレックスを買っ…

放課後の嘘つきたち

今朝、出かけようとしたら、みぞれが降っていた。寒かった。帰ろうとしたら、また、みぞれが降っていた。寒かった。明日は、もっと寒いらしい。 酒井田寛太郎『放課後の嘘つきたち』は、なかなか楽しく読めた。御堂の秘密というのが、およそリアリティがなく…

ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド

色々考えることが多すぎて、逆にボーッと過ごしてしまった。毎日毎日、本当に嫌になる。 浅木原忍『ミステリ読者のための連城三紀彦全作品ガイド』はすごい力作。「ミステリ読者のための」と銘打っているのだから、ここまでネタバレを抑えなくてもいいんじゃ…

時の幻影館/星影の伝説

休日なのだが気は晴れぬ。最近、息子のことで悩みが多く、何をどうすればいいのかサッパリ分からない。家内のメンタルもかなりやられてるし、そのせいでこっちもキツイし……。植物の心のような人生を送りたいのに……。 横田順彌『時の幻影館/星影の伝説』は実…

宮崎駿の<世界>

切通理作『宮崎駿の<世界>』を読んでいて、ふと考えると宮崎監督作品でマトモに見たのは、カリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロくらい。うち面白いのはカリオストロ、ラピュタ、トトロがグーンと下がって続く感じ。それ以降の作品も見てはいるけれど、…

エンデンジャード・トリック

息子にコートを奪われてしまったので、カジュアルに羽織るものがなくなってしまった。さすがに困るので、最近我が家でも人気急上昇中のワークマンへ行く。その前に魂心家で醤油ラーメン味濃い目をバッチリまくった。で、防寒ジャンパーを買ったのだが、これ…

時計仕掛けの歪んだ罠

昨夜はキューピーコーワゴールドドリンクを飲んで、12時過ぎに消灯したのだが、疲れているせいか、それとも新しく買った遮光カーテンのせいか、10時まで寝てしまった。遮光カーテンは、昼間テレビを見るときに、外の光が画面に当たって見にくいから買ったん…

その裁きは死

早ミス、このミス、文春、本ミスの4冠を取ったというアンソニー・ホロヴィッツ『その裁きは死』を読んだが、こんなもんで4冠取れるなんてのは、どういうことなのか。そもそも4冠というのが異常で、投票者まるかぶりが明白、もはや4種類のアンケートなん…

五色の殺人者

土日なんて、もともと休みなんだから、純粋に正月休みと呼べるのは今日だけではないか。悲しいなぁ。そんな貴重な一日は、読書と録画消化で費やした。NHKでノーカットでやった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』3作を一気見。以前にも見てるのだが、何回見ても意…

揺籠のアディポクル

昨夜バファリンプレミアムを飲んで寝たおかげで、随分と頭痛はマシになったが、肩凝りとともに症状は残っている。やっぱり寒さのせいかしら。一日のうち、おそらくもっとも気温が低い時間に出掛けて行くのは本当につらい。そしてバスが遅れてくるのが腹が立…

夢魔の牢獄

定期通院と車の定期点検のため仕事は休み。おそらく年内最後の有給休暇になるだろう。車を点検してもらったら、エンジンルームに柿が入ってたって言われた。なんでも猫だのイタチだのが入れるらしい。酷いのになると、毛だの糞だのがあって半ば住みつかれて…

欺瞞の殺意

空は晴れても心は晴れぬ。 深木章子『欺瞞の殺意』は、やりたいことは分かるんだけど、形に出来ませんでしたね、という感じ。誰が誰だか分からんままに書簡に移り、この書簡がダラダラと読みづらくて投げ出したくなる。作品の仕掛けを楽しむために、ここまで…

僕の神さま

朝っぱらから仮面ライダー見てスーパー戦隊見てウルトラマン見て、というオタク感涙の暮らし。しかし、こんなのが一日続くわけもなく、あんまりイイ天気なので、またぞろ散歩に出た。年取っちゃってるんで、少しでも歩いておかないとヤバい気がする今日この…

約束の小説

あまりにイイ天気だったのと、家にいたら息子を見てイライラするだけだったので、北野白梅町のイズミヤへ行った。最上階である4階にジョーシンが入ったと聞いたから、散歩がてらと思って行ったのだが、なかなか大胆なリニューアル。1フロア丸ごとジョーシ…

蝉かえる

家にいるなら買い物に付き合えと家内が言うのである。出かけたいなぁと言ったのは事実だが、それって運転手として使ってくださいって意味じゃないんだが。だが、まぁ、ずっと家にいるよりはマシなので、ユニクロ、ヤマダ電機、八幡市のワークマンプラス、宇…

楽園とは探偵の不在なり

昨日に続いてトテモ良い天気なのだが、そんな日に似合わない斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』を読む。外の天気とは逆のどんよりした気分に落ち込む。先日のオークション負けが意外に尾を引いてて、落ち込み過ぎたせいで、つい余計なものをポチッとしち…

恋に至る病

最近、酒量が増えた気がする。と言っても、週にレモンサワー500ml缶を3本か4本飲む程度なんだが。仕事でのストレス、家庭でのストレス、どちらも解消の方法を思いつかず、ひたすら悶々とする日々。せっかくの休みなので、どこかに出掛けようかと思いもするが…

昭和ジャズ論集成

ぽつんと一日休みがあっても、どうも中途半端で良くない。前日の疲れから少し遅くまで寝てしまうし、明日があるから夜更かしできないし、というわけで読書ということになるのだが、『昭和ジャズ論集成』は実にツマラン本だった。6人もの評論家の、「日本の…

ふたたび赤い悪夢

めちゃめちゃいい天気の休みなのだが、どうも何もする気にならんので、これまた随分久方ぶりに法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』を再読。途中で唐突にぶっこまれるアイドル論だの年表だのはドーデモイイし、クイーンがどうしたこうしたもドーデモイイけれど、…

匣の中の失楽

十数年だか数十年だか、とにかく随分と久方ぶりに『匣の中の失楽』を読んだ。以前に読んだのは講談社ノベルス版だったが、今回は双葉文庫版。驚くほどに読後感が同じで、要は「実にツマラン」の一語に尽きた。読むのに5日ほどかかったのだが、一気読みさせ…

あの日、君は何をした

初めてゴーゴーカレーに行った。河原町三条にあったのは知ってた(でも、どうやら随分前に閉店したらしい)が、五条のユニクロ前にあるのを最近知ったので、昼飯を食いに出かけた。ロースカツカレーを食ったのだが、なんかルーが物足りない。少ない。なので…

鏡館の殺人

母の手術に伴う入退院があって4連休となったわけだが、完全フリーなのは最終日である今日だけ。というわけで、朝はユニクロでロンTを買ってきた。裏起毛だって言うが、薄いなぁ。で、ユニクロの向かいにゴーゴーカレーができている。ゴーゴーカレー、食っ…

りら荘事件

光文社文庫の『りら荘事件 増補版』のうち、「りら荘事件」を読んだ(併録の「呪縛再現」は、まだ)。ずいぶん昔に、講談社文庫版を読んでいるので、新鮮な驚きというのはなかったけれど(あ、でも、最後の殺人は忘れてた)、面白くは読めた。しかし、気にな…

幻綺行 完全版

もったいなくて、ちびちびと読み進めていた横田順彌『幻綺行 完全版』を、とうとう読み終えてしまった。面白かった。実に面白かった。解説には「小栗虫太郎の『人外魔境』に伍して一歩も引けを取らない」とあるが、『人外魔境』(私は角川ホラー文庫で読んだ…