殺人特急

振り返れば奴がいる』を見てなかったので、純粋に『古畑任三郎』の1エピソードとして見た「殺人特急」。犯人役が鹿賀丈史ってだけで嬉しくなるんだが、被害者の足元でごそごそやってたらバレるだろ(ドアに一番近い席だぞ、いきなり誰かが入ってきたらどうする)とか、いくら顔を見られないようにしていたって、後ろの席にいるのがヤクザか婆さんかくらい分かるだろとか、どうにも気になって仕方がない。細かいのかな、私は。

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汚れた王将

関東ローカルだったはずの古畑任三郎傑作選が、関西でも放映された。まずは、めでたい。ただ、津川雅彦の「古い友人に会う」だけ放送されないのは、どういうわけだ。まぁ、あれは津川雅彦の芝居がくどすぎて、ちょっと見ちゃおれんという部分もあるので構わんっちゃ構わんのだが。というわけで、最初は「汚れた王将」。「封じ手」の方法が完全に間違ってるというのは措いておいて、封じ手を書くふりしただけで見つかってるのに、カーボン紙を仕込むのを見つけられないはずがない。絶対にバレるぞ、封筒にカーボン紙なんか入れようと思ったら。書くふりするより圧倒的に不自然な動きになるんだから。更に、和服しか着ないからって、背広の上着をハンガーにかけずたたむ奴なんているか? そして、駒に血がついてたから引っくり返せなかったってのは、「駒に血がついていても、犯行現場が特定されただけで、犯人特定には直結しない」って犯人自身が言ってたし、ということは「引っくり返せたのは、犯人じゃないからだ」と考えて、堂々と駒を引っくり返すのが「合理的思考」ってもんじゃないのか。というわけで、いろいろ突っ込みたくなる本エピソードは、八十助の雰囲気だけで、なんとなく見せてしまう凡作だと思うのだが、どんなもんだろうか。

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イチケイのカラス

精神的に、かなりしんどく、昼から休みを取った。まっすぐ家に帰る気もせず、少し気分転換した方が良いと思って、職場の近くのリサイクルショップによってはみたが、目ぼしいものは何もなく(まぁ、もともとオモチャ系の店じゃないんだが)、そのあとは、てくてく歩いてイオン京都五条で天下一品のラーメンを食った。天一なんて随分久しぶりだが、フードコートの天一は、にんにく入りかどうか訊かれることもなく、辛味噌も入れられず、味気ないものだった。結局、大した気晴らしにもならず帰宅し、少しだけ寝た。

イチケイのカラス』も最終回。今期、一番安定していたのではないか。黒木華が良かった。それにしても、あんな脇役で梅雀を使うなんて、贅沢な話だと思う。

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ネメシス

キャスティングが無駄に豪華だった『ネメシス』が終わった。つまらんドラマだった。「なぜ視聴率が悪いんだろう」みたいなネット記事をいくつか見たが、あの中身じゃ仕方ないだろう。それと広瀬すずは確かに可愛いが、ヒロインって感じではない。ごついのよ、印象が。

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六人の嘘つきな大学生

日曜の朝というのは気分が随分とどんよりするもので、それは今年のニチアサがライダーも戦隊もハズレだというのとは関係なく、今日で休日は終わっちまうのに、何をすべきか定かでないというあたりに起因する。何もせずに過ごすのもなんだけど、だからって一日勉強に充てるのも虚しいという中途半端な気分で、とりあえず感謝セール中のユニクロに行ってみる。靴下を100円で売ってるのが目当てだったんだが、駐車場は万社、店内は超満員、セールの靴下なんて影も形もなく、そりゃそうだよなと思いながら、何も買わずに帰ってきた。

浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』は、何とも哀しい気分にさせられたが、とても面白かった。私は就活って奴を全然経験していない(波多野芳恵と同じ)ので、ピンと来ていないのかもしれないが、実際にバブルがはじけてから就活をした人は涙なしには読めないのではないだろうか。

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蒼海館の殺人

10時まで寝てしまった。この一週間、そこそこ疲れてたのと、昨夜飲んだレモンサワーが効いたのか。しかし、スッキリ感はない。なんなんだろうな、この感じ。まぁ、そんなこと言ってても仕方ないので、阿津川辰海『蒼海館の殺人』を読む。読書するのって、随分久しぶりな気がする。犯人の計画って、ホントにこんなに上手くいくかしらとか、そもそもの動機がショボすぎるんじゃないのと思わないでもないけれど、なかなか楽しく読めた。良かったです。しかし、暑いな。空もどんよりして鬱陶しい。

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桜の塔

毎回それなりに楽しく見た『桜の塔』(椎名桔平劇場)だが、なんかモヤモヤして、手放しで面白かったとは言いにくい。どうもスッキリしない。これは完全に脚本に起因するものだ。権力争いと復讐譚と……って、盛り込みすぎだし、うまく噛み合ってない気がするし、妙に派手派手しくてリアリティがないし、なんかチグハグだった。スッキリしない。

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