ボンクラ補佐のーてんき

で、昨日の続き。

ボンクラ補佐の書いた挨拶文は、私が見ても酷い出来だった。徹底的に朱を入れたい誘惑を感じたのだが、そもそも私の仕事じゃないし、横から手を出すわけにはいかないし、スムーズに動くよう手配してやる以外にないわけ。課長もじっくり見ようと思ってたらしいが、締切がないことを知らされると(その締切の件も、ボンクラ補佐がバイトさんに言い忘れてたのである)、ちゃちゃっとテキトーに手を入れるだけで返してきた。「どうせ秘書が朱を入れまくって原形をとどめなくするから」と。まぁ、それも一つの考え方で、特に今回のように時間がない場合は、それが最善の方法だろう。ところが、これが字数オーバーなんだよ。そこで仕方なく、私が字数を調整して(要は冗長な部分を削って)なんとか形にし、ようやく起案にこぎつけたわけだ。

しかし、水面下で、そんな苦労があったことなどつゆ知らぬボンクラ補佐は「ほら、焦ることないやん、間に合ったやん」みたいな気分でいること確実。ほんま腹立つわ。