AV女優

黒羽幸宏『裸心 ─なぜ彼女たちはAV女優という生き方を選んだのか?─』読了。これを読んでも、「何故AVでなければならなかったのか」というのは、よく分からんかった。そんなにハッキリクッキリした理由、と言うか必然性みたいなものは感じられなかった。ドラマチックな理由を勝手にこっちが求めてるだけで、実際にはそんなもんなのかも知れん。もっとも、こんなに可愛い子が、そういう商売に走って、あんなことやそんなことをしてるのに、なんで俺のところにまわってこんのじゃ、くそっ!ってのが正直な気持ち。男って、そんなもんよね。ゲスですな。「お前にやらせても、何の得もないわ!」って返されるのがオチですけどな。ちなみに、私はAVをマトモに見たことがない。ホントです。別に大層な理由があるわけじゃなくて、見られる環境になかったのね。それと、やってるだけの即物的なものってイメージがあって、あんまり興奮せんよね、そういうのって。

呉智英, 適菜収『愚民文明の暴走』読了。対談本なんだが、まったく面白くない。話はあっちこっち飛ぶし、雑談してるだけにしか読めない。呉智英、やっつけ仕事か。昔みたいに面白い本を書いてほしいなぁ。