龍の墓

ゴールデンウイークだか何だか知らんが、土日しか休みにならん私(公務員です)には、浮かれてる世間に怒りしか湧かない。高速道路の渋滞情報ばっかり嬉しそうに流しやがって、混め混め、もっと混め。

貫井徳郎『龍の墓』は、この著者には珍しいタイプの作品。SNSでの正義の暴走なんていう、著者好みっぽいテーマもあったりするけれど、そこんところを深堀りすることはない。いつもなら、ここで読者全員の頭を深く深く垂れさせるのになぁ。