眠りの森

晦日ガキの使いはしょーもなかった。年々つまらなくなってってるのに、視聴率は良かったらしい。よぉ分からん。元日の相棒も「あーそーですか」という薄っぺらい社会派で(あれを褒めるよしりんは、やっぱり駄目だなぁと思う)、杉下右京の警察内部での立ち位置が基本設定からぶれまくりという根本的な問題もあり(確か去年も書いた気がするが)、そろそろ終わった方がいいのではないか。

で、今日は『眠りの森』だったわけだが、あんな古い作品に「新参者」のタイトルを冠するのはなんだかなぁと思いつつ、それなりに見られてよかった(ただ、石原さとみは可愛いけど、あの唇は不細工に見えることが多いのよね)。昔見た土曜ワイド劇場版は、ラストで見たものすべてを唖然とさせる酷い出来だったのよ。でも、やっぱり、原作の感動には及ばないと思う。仲間由紀恵は素晴らしかった(笑)

そして、今年最初の読了本は、山田正紀『雨の恐竜』。ファンタジーとミステリの融合らしいけど、もやもやする。多分、ファンタジーと融合させたからやなくて、単にファンタジーでおいておくべきところとミステリとしてかっちり解決すべきところを見誤って失敗したんやと思う。