◆またまたジャズのCDを整理したくなってきた。どうも「なんとなく安心する」ためだけに持ってるアルバムってのが見えてきた。ガイドブックに「最高傑作！」なんて書いてあるのを盲信して買ったMJQの“Last Concert”，ミンガスの“メキシコの想い出”，コルトレーンの“Ballad”，キャノンボールの“Somethin'Else”，オスカー・ピーターソンの“We Get Requests”，ウェイン・ショーターの“Native Dancer”……まだまだあるぞ。
◆で，そいつら売り払ってどうするかってぇと，当然別のアルバムに触手を伸ばすのだ。タワレコのサイトで試聴なんかしてみると，コルトレーンなら“My Favorite Things”とか“Giant Steps”の方が聞きやすそうな気がするし，ショーターは「呪術的で黒魔術的で不可思議で」なんて紹介されるのが常なのに，なんで“Native Dancer”が代表作なのさ。“Night Dreamer”の方が趣旨に合致してるんじゃないのか（「呪術的で黒魔術なショーターなら，これ聞きなさい！」ってのがあったら教えてください）。
◆……私のストレス解消，お買物は，まだまだ続くようである。
