アナンダ・シャンカール

ゲテモノを聞くシリーズ、今夜は『アナンダ・シャンカール』。「Out of the ordinary Jazz」シリーズの1枚として発売されたが、シタールだのムーグ・シンセだのの奇妙な音色が炸裂、「Out of」どころか、まったくもってジャズではない。デイヴ・パイクの『ノイジー・サイレンス~ジェントル・ノイズ』というアルバムにシタールで演奏した曲があるのだが、それが全面的に展開されていると思えばよろしい。いきなり「Jumpin' Jack Flash」で度肝を抜いて、後になるほど黒魔術だか呪術だか妖しいムードが濃くなっていくというアルバム。これは、なかなかに気持ちいい。

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