光市母子殺害事件

石井めぐる

◆私が唯一購入している雑誌『ハイパーホビー』では100号突破記念として怪獣デザイン祭というのをやっている。要は好きなように絵を描いて送ってらっしゃ〜いという読者参加企画なのだが,こいつに応募しようと毎日暇なのをいいことに絵を描き続けているのである。絵といったって,イラストに毛が生えたようなものしか描けないけれど,何かやることがあるというのはいいことだ。
◆あんた,このニュースどう思う(宇崎竜童の声で)。山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件で,殺人や強姦致死などの罪に問われ,1,2審で無期懲役の判決を受けたものの,最高裁の偉くて頭が良くてこれぞ裁判官の鑑,現代の遠山の金さんか大岡越前かという浜田邦夫裁判長により「計画性のなさや少年だったことを理由に死刑を回避した2審判決の量刑は甚だしく不当で,破棄しなければ著しく正義に反する」と高裁判決を破棄,審理を差し戻し,事実上,死刑判決でなきゃダメと神の声を聞かせたにもかかわらず,人間のクズで構成された弁護団が,差し戻し審では改めて殺人罪ではなく傷害致死罪の適用を求める方針を明らかにしたとのこと。なんなんだこいつらは。てめぇらの血は何色だ?(塩沢兼人の声で)大体,弁護の費用はどこから出てるんだろう?