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もう完全に子供番組であることをやめたな『鉄人２８号』。これまでも「少年探偵 金田正太郎と鉄人の大冒険」なんかじゃなく，「戦争と，その清算にまつわる悲劇」を描いてきた本作ではあるけれど，２週にわたった京都編は，そのアダルトさも頂点に達した感があるぞ。雪に覆われた古都を舞台に鉄人が飛ぶ！って美しい絵もあるけれど，鉄人なんかドーデモいいのだ。後編「京都燃ゆ」の盛り上がり方は，とにかく，すげぇ。ビデオが出たらみんなで見よう！

さぁて，白骨温泉の入浴剤騒ぎですけど，なんかねぇ，そんなに目くじら立てて騒ぐことかね。温泉の湯は濁ってる方が雰囲気あるじゃない。温泉に行く客なんて，その大半が湯の効能なんかじゃなくて雰囲気を味わいに行くんやから，客の喜ぶサービスをしてやって，なんで責められなきゃならんのかね。もっとも，あの若女将（って，そんなに若くないし）の態度は，ふてぶてしくってムカつくけどな。