x001it2004-05-17

ギター侍ってイカス。



やっと,やっと,やっと,ズート・シムズのデュクレテ・トムソン盤を手に入れた。なにしろ,私がジャズのCDを買い始めて10年近く経つのに,その間「傑作!」とか「幻の名盤!」とか紹介されまくるだけで,まるで店頭に並ぶことはなかったのです。でも「そのうち再発されるさ」と思ってたら,くそったれの紙ジャケットで出やがって,しかもゲッツの『ザ・サウンド』と同時期で,めちゃめちゃ悔しくムカついてたのです(紙ジャケでも買うという選択肢はなかったのね,私)。それが,先日,HMVのニュースレターで輸入盤1,299円セールってのを知って,何気なしに対象商品を見ていたら,『Americans Swinging in Paris』というズートのアルバムがラインナップされてたのです。「聞いたこと無いアルバムやなぁ」と思って詳細を見たら,なんとデュクレテ・トムソンではないですか!速攻で発注しました。いやぁ,こんなことってあるんやなぁ。最近しんどいばっかりやったけど,ささやかな楽しみが出来ましたわい。