x001it2004-01-26

攻殻機動隊のオープニングテーマ“GET9”(作曲は『カウボーイ・ビバップ』の菅野よう子),まんまエアロスミスの“Walk This Way”じゃねぇか。あ,ジャネット・ジャクソンのリズム・ネイションもちょっと入ってる?

ついに『レインボーマン』全52話を見終えた。感慨深いねぇ。 見終えて改めて思うんやけど,昔のヒーロー物は面白かった。なにもノスタルジーによる美化効果ではないよ。確かに特撮技術は進化してるけど,それだけ。アクションは明らかに昔の方が生々しいし迫力がある(これはヒーローものに限らない)。渾身の力を込めて殴り合い蹴り合いしてる(ように見える)し,ボディアクションの力強さを感じられる。ストーリーも分かりやすかった。ヒーロー物ですからね,カタルシスが無いとダメですよ。それと,見てる子供たちに「悪いことをしてはいけない」とか,そういった単純やけど大切なことが自然に身につくような番組じゃないとダメ。宮内洋が「ヒーロー物は教育番組だ」と言うてるのは,そういう意味なのよ。最近のヒーロー物は,ヒーロー物の皮を被ってるだけ。包茎ヒーロー物なんか見たくない。青春のどうたらこうたらとか,そんなのがやりたきゃ,他所でやれ。いや,やってもいいけど,ヒーロー物としての条件をクリアした上で,やれ。昨日から始まった『仮面ライダー剣ブレイド)』も,なんか画面は見にくいし,みんな何しゃべってるのか分からないし,出演者見分けつかないし,早くもダメダメ感。