山田修爾『ザ・ベストテン』読了。これを基にした金スマを見てたので、特にどうということもなく読み終えたが、俺が9歳になるぞという頃から始まって、20歳過ぎた頃に終わった番組やから、それなりに感慨はある。カセットテープに録音したりしてたもんなぁ。もっとも、見てたのは中学生くらいまでやけど。今では音楽番組なんか全然見ないし、見たところで全然知らん歌ばっかりやし、聞いてみても全然ええなぁと思えへんし、そらCDも売れんわ。
昼から、車でアル・ヤンコビック『今夜もEAT IT』を流し、確か「EAT IT」の部分の対訳は「食えー」で、そんな字幕が出てたなぁとか、その部分がクレイジーケンバンドの「いーねっ」に聞こえるなぁとか思いながら、ちょっと本を売ろうということで古本市場に行ってきたが、文庫本一冊3円という昔ながらの買取価格。旧版の『黄色い部屋はいかに改装されたか？』は200円やった。
『てなもんや三度笠』『花くらべ狸道中』を続けて見る。前者は、もっとギャグ目白押しでくるのかと思いきや、意外に普通の映画になっていた。財津一郎が出てなかったり（藤田まことが「キビシー」と言っていた）、「当たり前だのクラッカー」を言ってなかったりと、ちょいと残念な出来。映画化って難しいのねぇ。後者は、まぁ思ってたとおりの出来なんやけど、ヒロインが若尾文子ってのが意外。なんか高田美和がやりそうな役なんやけどな。差別用語もお構いなし、CM抜きでノーカット放送が嬉しいKBS京都「中島貞夫の邦画指定席」は、今週から『夜霧のブルース』『濡れ髪喧嘩旅』『濡れ髪牡丹』『紅の流れ星』と、えらい面白そうでたまらん。
