旅がらす くれないお仙


◆やっとこさ P.e.Hewitt Jazz Ensemble の3枚組を聞いた。1枚目“Jawbones”は意外なほどに普通のジャズ。普通です。いやホント。これが2枚目“Since Washington”になると,女声コーラスがちょびっと入って,暗い目のプレイガールな雰囲気。ラストアルバム“Winter Winds”に至っては,スキャットばりばりのキダタロー状態!こいつぁ確かにお買い得だ!
◆何故かローランド・カークが気になる今日この頃。私のいい加減な認識では,エリック・ドルフィーと同じような扱いなのだが(真っ当なジャズファンの皆さん,怒らないでくれ。ドルフィーがリーダーを務めるのアルバムで「これはいいなぁ」ってのに当たったことが無いのだよ),カークの方が真っ当な気がする。唯一持ってる“ドミノ”を久しぶりに聞いてみたら,なんか少し違和感があった。もうちょっと美しくなかったかしら……何かでカークの最高傑作って書いてあった気がしたんだがなぁ……“ヴォランティアード・スレイヴリー”とか“溢れ出る涙”とかは,どうなんだろ?オススメを教えてください。あ,ついでにドルフィーのも。
◆体温を上げないと体に悪いとか言われて,変な光線を当てられている。光線治療器コウケントーとかいうの。なんか大枚はたいて買ったらしいんだ,家内が。私が虚弱体質なもんだから,炭を飲ませたり,変な油を飲ませたりされるのだ。心配してくれるのはいいんだけどさ,そのうちバカ高い布団を売りつけられたり,変な宗教に入ったりしないか,そっちの方が心配だ。しかし,体温上げるってことは,人工的に熱を出させてるってことじゃないのか。風邪ひいて熱出してるのと同じくらいしんどいんだが。
チーム・バチスタにはゲキレッドが出てましたが,ジェネラル・ルージュにはシンケンレッドが出ています。