スペイン話その1

x001it2005-01-10

スペインというところは,やたらめったら日差しがキツく,空気が乾燥しまくっているところだったんである。なにしろ空に雲ひとつないのである。これは誇張でもなんでもなくて,連日,文字通り,雲がひとつも浮かんでないのである。というわけで,天気が良いのはいいけれど,やたら喉が渇いて,水を買ってばっかりいたのであった。ちなみに500ml入りペットボトルが1ユーロ程度。で,この日差しのせいか,撮ってきた写真がみんな変な感じなのだ。被写体に当たる太陽光線がきつすぎると,あんなになるのでしょうか,全体に赤っぽいような,まるで砂漠の写真のような,なんというか妙な色調。ちゃんとしたカメラで撮ればよかったんでしょうが,なにしろ使い捨てカメラで撮影してましたから。しかしながら,スペインの風景というのは,カメラのファインダーに収まるようなスケールではないので,どっちみち同じことだったのかも知れんて。

中島らも『休みの国』読了。『磯野家の一族』とうとう完結です。