真実の10メートル手前

ルーパート・ペニー『警官の騎士道』読了。犯人だの犯行方法だのは、すぐ分かる。フェアすぎるから。ああいう状況なら、ああいう方法しかないでしょう。でも、面白く読みました。中盤、あまりに動きがないので、いささか退屈するけれども。

続いて、米澤穂信『真実の10メートル手前』読了。これも面白く読みました。ただ、重いけど。こんな地味なのが、各種年間ベストの10位以内に入っているというのは、どうなのだろうか。手堅いと言えば手堅いが……。