2015-04-18 今日はいい天気 貫井徳郎『我が心の底の光』読了。イマイチ。こちらの期待値が高すぎるのかもしれないが、このオチはないだろうと思う。主人公に、あれだけの過去を背負わせておいて、結果がこれだというのなら、あまりにも薄い。これじゃ、ただの頭のおかしい人の話で、感動も衝撃もへったくれもない。これしかなかったんだ、と思わせる説得力が足りない。どうも『灰色の虹』あたりまでが私好みだったのかなぁと思う。