文筆業

甲斐麻美

ディスクユニオンに売り払ったCDの査定が出た。24枚で12,000円。毎度毎度高く買ってもらえてありがたい。
瀬戸川猛資の名に惹かれて『ミステリ・ベスト201』ってのを読んでるんだけど,瀬戸川が全部書いてるわけじゃない単なるガイド本だったのでがっかりよ。まぁ,普段は読まない洋物のガイドだから,珍しくはあったけれど。原田和典は『元祖コテコテ・デラックス』の人だからと期待して読み始めた『世界最高のジャズ』も,なんだか普通でイマイチっぽい。
◆とかなんとか文句ばっかり言ってるが,本当はすごく羨ましい。こういう文筆業って人達が。いや,よっぽど売れてる人でなきゃトテモ食えないとか,ライター稼業なんて普通のアルバイトより酷いとかいろいろ聞きますけどね,でも,やっぱりカッコイイですよね。私も書いてみたいなぁ『推理小説入門!』とか『ジャズはこう聞け!』とか。もっとも浅学非才の私にマトモな文章なんか書けっこないんだけどさ。