病み上がり

石坂ちなみ

◆病み上がりなのである。なのに市会対応のせいで一昨日は2時,昨日は0時30分まで残業という凶悪なスケジュールで,体を労わる暇もないのです。
◆結局,「風邪をひいたので休んだ」という事実を「風邪をひいたのだが実は大したことはなく,鬱で気力が湧かないために休んだ」というふうに解釈してしまったことが,余計に心理的な負担となったと思われます。そういうふうに悪く暗く解釈してしまうこと自体が鬱の症状なのかもしれませんですね。
◆で,休んだ火曜日の夜,非常に月が綺麗だったわけです。唐突に何を言い出すのかって感じですが,その綺麗な月を見てて「明日からは,ゆっくりやっていこうかなぁ」なんて考えられたわけです。このところ,月を見るなんて心の余裕もなかったわけですね。
◆自分で言うのも何なんですが,真面目で責任感が強くプレッシャーに弱い私は,いろんなことを考え込んで背負い込んで,そのくせ厚かましく動けなくてしんどくなるということのようなので,今後は,できるだけ考え込まないようにして,いっそ無責任になろうと思った次第であります。
◆一部の優秀な公務員や納税者の皆様には怒られるかもしれないけれど,やっぱり自分の心身の方が大切だし,これまで人並み以上の仕事をしてきたと思ってるから,そろそろ休ませてもらっても,そう罰当たりなことでもないと甘えさせてもらいます。そもそも公務員になったのだって,自分の時間がたくさん取れると思ったからで,まさかここまで忙しいとは夢にも思わなかったんですから。ある意味,入庁当時の感覚に戻ったということですね。