燃えよデブゴン

スコープドッグ!

◆どうして毎日毎日出勤するのがこんなにイヤなのか考えてみた。
◆ひとつは仕事に対する不安が大きいこと。まぁ仕事のサイクルというのは1年なので,異動して2ヶ月経ったからといって余裕こいて仕事できるわけもないのだが,それでも普通より不安が大きい。
◆というのは(二つ目の理由だが)キチンとした引継がされていないのが原因だと思う。いや引継はしてもらったんですが,その内容が,組織としてオーソライズされたものでなく,係員とか係長レベルの「思い」でしかなく,それを信じて仕事してたら,いともアッサリひっくり返されてしまうのだ。しかも,本来なら昨年度中に(組織として)整理したという前提で今年度のスケジュールが組まれているために,非常に苦しい進行を余儀なくされている。おまけに仕事の全容が見えないから,部下に仕事を与えることも出来ず,結果的に私自身が抱え込んでしまわざるを得ない状態に陥ってしまい,「係長として部下を育てる」というような仕事は不可能になる。どうも,この職場は以前からそういう体質にあったらしく,情報共有とかが全然出来ていない。これは新しく異動してきた者にとっては最悪の事態である。部下にしても,自分が何をしていいのやら分からず,ひたすらイライラするばかりで精神的によろしくない。
◆そして三つ目には,そんな状態を打破できるスタッフ体制ではないということがある。係長たる私は新人,3人の係員のうち2人が新人(こういう異動は異例である)である上に,いわゆる事業所なんぞというものは,やる気も何もあったものではなく,結局仕事を進めるためには,私(の係)に負担がかかってくる。「なんでキッチリ整理してないねん」「去年,何しとってん」「なんで今,俺が一から整理しなあかんねん」「なんで他人の仕事までせなあかんねん」というような思いが渦巻くのである。
◆その他,細々したこともあるのだが,基本はこの三つだと思う。そして,これは根本的な解決法というものがなくて,日々終わりなき後退戦といった感じなのである。書いてて,また出勤するのがイヤになってしまった。

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