JRバッシング

まさか復活するとは……

脱線事故以降,あの手この手でバッシングされてるJR西日本。やれリストラが厳しすぎて安全確保できなかっただの,日勤教育という名のいじめだのと,やることなすこと全否定ってな雰囲気である。しかし,私,思うのですが,人の命を預かる仕事なんだから厳しくて厳しすぎるってことはないんじゃないのかい?そりゃ行き過ぎた点もあったかも知れないけれどさ,でも電車が少しでも遅れたらメチャメチャ文句言うでしょうに。現に,脱線事故以降,やたらとオーバーランだのなんだのを報道しまくって運転士達にプレッシャーかけてるのは何処の誰よ。リストラが甘かったら,親方日の丸の体質から抜けてないとか言って批判するでしょうに。
◆これを機に,行き過ぎた制度がなかったかを見直すのは良いことだが,だからって,この事故は運転士に才能も技術も無かったために起こったのだという事実をうやむやにしたり,あまつさえ加害者たる運転士をなんだか非情な組織の被害者みたいに仕立て上げるのはいかがなものか。「組織」を叩いてりゃいいってもんじゃないだろうに。マスコミの精神風土って40年以上進化してない気がする。