x001it2004-03-05

行ってきました丹波町。1時間ほどバスに揺られて,10時過ぎに着いたんやけど,実際の作業は昼から。と言うのは,それまでに問診だの防護服の着方の説明だのと大層な準備があったからです。そのくせ作業内容は現場で説明。これが後で私に大いなる悲劇をもたらすのだ。



私は幼少のみぎり喘息を患ったことがあるので,その旨問診で申告すると,「たとえ患っていたのが20年以上前で,今は完治しているとしても,今回の作業がきっかけで再発してはいけないので,鶏舎外での作業に従事するように」とのこと。鶏舎外での作業となると,機材の運搬とか袋詰めにされたニワトリの死骸の運搬とか,そういうのかなぁと思いつつ(なにしろ作業内容は現場指示なので,この時点では何も分からない)防護服を着用。「ものすごく汗をかくので下は長袖Tシャツが最適」と聞いていたので,そのとおりにする。……寒い。防護服自体は薄いペラペラのものなので,じっとしてるとTシャツ1枚でいるのと変わらないのである。これにゴーグルとマスクをつける。マスクがまたピッタリした奴で呼吸が苦しい。と,まぁ,寒いわ息苦しいわという,ものものしくも最悪な格好で高田養鶏場に向かうのであった。(つづく)