ジャズの名盤とは

性懲りもなくCDの整理をしている。整理というと聞こえはいいが、要は「もう聞かないな」というジャズのCDを売り払うのだ。ところで、私の好みという奴は世間一般からかけ離れていて、いわゆる名盤って奴をことごとく売り払ってしまう。例えば、ジャズ喫茶のマスターにアンケートを取った結果を並べた『ジャズ喫茶マスター、こだわりの名盤』という本があるのだが、そのトップ10である下記の10枚のうち、ビリー・ホリデイ以外は全部持っていた(ジャズ・ボーカルは聞かないから)のだが、今でも持っているのは、マイルスとソニクラとロリンズとパウエルだけ。それらも売り払う踏ん切りがつかなかっただけで、どれ一つとして愛聴盤ではない。良さがあんまり分からない。こんな私がジャズ好きを名乗っていいのかと思うのだが。

1)マイルス・デイビス「カインド・オブ・ブルー」

2)ビル・エバンス「ワルツ・フォー・デビー」

3)ジョン・コルトレーン「バラード」

4)ソニー・クラーク「クール・ストラッティン」

5)ソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」

6)アート・ペッパー「ミーツ・ザ・リズム・セクション」

7)キャノンボール・アダレイ「サムシン・エルス」

8)バド・パウエル「ザ・シーン・チェンジズ」

9)ビリー・ホリデイ「レディ・イン・サテン」

10)ジョン・コルトレーン「セルフレスネス」

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