法月綸太郎の消息

今出川智恵光院の古本市場が移転するらしい。キレイだし駐車場も広くて行きやすい店だったんだが、実に残念なことである。移転前でセールでもやってるかと思ったが、そんなケチな当ては外れた。

『法月綸太郎の消息』を読んだが、この人は自分が職業作家であるという認識があるのだろうか。こんなマニアックな読みにくい論文まがいのものを小説でございと言われても。北村薫はえらい違いだ。『二の悲劇』以降で面白いのは『キングを探せ』だけだな。

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