聖女の毒杯

帰省する妻子を駅まで送り、散髪に行き、あとは読書。

井上真偽『聖女の毒杯』読了。悪いとは思わないのだが(良いとも思わんがね)、どうも、このシリーズの楽しみ方がよく分からない。「その可能性は既に考えた」っていうのは、「いや、そんなこと考えんでもええし」っていうツッコミを待つボケだと思うのだが、そういうふうに機能しているように読めない。機能していないので、探偵なら言わずもがなでしょ、としか思えない。