うつつづき

みなみ会館で『孤高の遠吠』をやるという。大学時代なら行ったかもしれん。10年前でも行ったかもしれんが、さすがに出かける気にならぬ。秘宝方面で評判のいい映画だけれど、不良が出てくる映画というのが好かんので、そもそも、あんまり見る気にならんというのもあるのだが、どうも出かけるのが億劫だ。て言うか、やっぱり鬱気味なのだと思う。

「明けない夜はない」というのは、希望の言葉だと思うが、今の私には絶望にしか聞こえない。夜なんか永遠に明けなくていい。ずっと寝させておいてほしい。

名探偵登場!』読了。思い切り期待外れ。筒井康隆の「科学探偵帆村」は笑ったけれど。

続いて飛鳥部勝則『黒と愛』読了。変な話だった。バカバカしいけど、そんなに面白くもない。

今は何を読んでも楽しめないのかもしれない。