荒木飛呂彦論は最低

くしゃみと鼻水が止まらない。この時期に飛ぶ花粉はなんだ?稲か?しんどくてたまらん。

加藤幹郎荒木飛呂彦論 マンガ・アート入門』読了。これは酷い。こんな酷い本は久しぶりだ。やたらと難しい単語を使って語っているが、話はあっちこっちに飛んで脈絡は無茶苦茶、言ってることは意味不明、そして何にも中身がない。見事にない。著者は京大の教授らしいが、こんなもん書いて、よく恥ずかしくないなぁと思う。ちくま新書も、こんなもん出すなんて見識もクソもあったもんじゃない。最低。

鈴木則文東映ゲリラ戦記』読了。鈴木監督の映画は『温泉みみず芸者』とか『聖獣学園』とか『多羅尾伴内』とか、映画秘宝で知ってビデオを探して見たものだ。ああいうノリは、休日の夜に何にもすることがなくてボーッとしている私のような人間にはピッタリだ。でも、鈴木作品に限らず、映画秘宝で紹介されているような映画はレンタルであんまり見かけないし、そもそもDVDになってない作品も多いのだなぁ。もっと見たいなぁ。