かあさんの歌


◆我が国は美しい。この国の平和を脅かすものには断固立ち向かわなければならない。拉致被害者の家族の方々には誠に申し訳ないが,いまだ北朝鮮に残っておられる被害者の方々に,我が国を守るための尊い犠牲になってもらわなければならない局面があるやも知れぬ。もし,そういう展開となったら,あの国を殲滅して平和が戻ったら,私は腹を斬って,拉致被害者家族の方々にお詫びする。今こそ,全国民に,そういう覚悟が必要なときだと,私は思う。聞いてるかクソ政治家ども。
町山智浩『〈映画の見方〉がわかる本 80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀』読了。監督達が世の中に受け入れてもらえないっていう孤独感とか寂寥感とか悲壮感にとても共感してしまった。私も友達がいないもんですから,なんとなく分かる気がするんです。ちょっと泣きそうになっちゃった。何故か切通理作怪獣使いと少年ウルトラマンの作家たち』に近い読後感。とてもいいです。
◆本屋で『図説 密室ミステリの迷宮』(有栖川有栖 監修) てのを見かけたのでパラパラ読んではみたが,1400円も払えないな。いいとこ600円。そもそも,私は密室モノって好きではないのだ。「何故密室を作らなければならなかったのか」なら興味はあるけれど「どうやって密室を作ったのか」なんてドーデモいい。なんで密室が持て囃されるのか理解できぬ。