千房


◆うちの近所に「味々」というお好み焼き屋があった。特に売りもなく,立地もよろしくないので,たまに近所に住んでる人が食べに行くという程度の店だった。その店が看板を下ろしたので「あぁ,やっぱりダメだったんだなぁ」と思ったら,新しい看板には「千房」と書かれているではないか!関西の人なら誰でも知ってる意味不明の深夜CMでお馴染みの千房!これは,ちょっとした驚きだ!でも,大抵の人は「京ちゃばな」か「がんばれお好み焼き 負けるな焼きそば」に行くと思うぞ。
◆この辺りはビジネス街でもないし,あんまり食物屋やっても儲からないと思うんだが。ついこの間まで本場の讃岐うどん!ってやってた店が,焼肉屋を経てホルモン焼きの店に変身したのは笑える。すげぇ短期間に変わりすぎなんだよ。白いたいやき屋に至っては,「本店移転のためしばらく休業します」の貼り紙が。本店って,ここだろ。支店なんかないじゃないか。謎の外国人店員と一緒に夜逃げしただけじゃねぇか!投げ込まれて取り込んでもらえない新聞が泣かせる。唯一賑わってるのは「麺屋しゃかりき」くらいか。随分長く行ってないけど,メニューも増えて,行列してる日もあるくらいだ。味の良さは立地の悪さを物ともしないんだなぁと妙に感心した。