ソフト帽

◆「悪魔の降誕祭」「女怪」「霧の山荘」を一気に読破し,現在『白と黒』を貪り読んでいるところ。仕事が楽で,退けるのも早くて,趣味に充てる時間に余裕がありそうだってんで公務員になったのに(当時はバブルが膨らみきって「公務員なんて馬鹿がなる仕事」と言われたもんだ),これじゃあ詐欺だ。毎日心身ともに疲れきって(どうも課長は私が嫌いらしい)平日はバタンキュー,土日に必死で本を読むというのは,「趣味」という言葉から随分かけ離れている。もっと優雅に,静かに暮らしたいだけなのに。そもそも,なんで仕事なんかしなきゃならないんだ。忌々しいったらない。
◆先日,スーツにソフト帽といういでたちの人を見た。私自身帽子は好きで,それなりに似合ったりもするのだが(汗かいて蒸れるから,あんまり被れないんですが),ソフト帽被ったサラリーマンというのは初めて見た。洒落てるけど,やっぱり珍しいから,ちょっと浮いてるかも知れん。とか言いながら,自分も被ってみたいなソフト帽。洋服の青山とかアオキとかはるやまとかには売ってないのかな,陳列してあるところってあんまり見た記憶無いのだが。ついでにステッキも持ってみたい。
◆二匹目のドジョウ