疾風怒濤の読書三昧

大塚愛

◆3日で5冊も読んじゃった。って昔に比べればペースは落ちてるけど,まぁ,かなり頑張った方でしょう。
◆『弥勒の掌』はネタとストーリーが噛み合ってない気がする。『学ばない探偵たちの学園』は,おちゃらけてるように思わせて意外と端正で中途半端。『ニッポン硬貨の謎』は好きな人だけ読めばよいパスティーシュだけれど,後期クイーンの面白く無さまで再現したところはスゴイ。『安楽椅子探偵アーチー』はオチ無しの方が良かったに違いない。『ミステリアス学園』は,なかなかの出来。最近の,この傾向のものとしては,かなり読みやすかった。
◆というわけで大当たりは無かったけど,そこそこ楽しんだ5冊でした。しかし,テレビはろくなもんやってないな。酷すぎる。面白かったのは17人の愛人に19億貢いだオッサンの話くらいか。「たくさん性交渉をしたかった」「罪悪感はなかった」と言い切る姿は男の鑑だね。立派だ。