ジャッキー・チェンは歳取ったなぁ。全然動けてないよなぁ。て言うか，カンフー映画に健全な笑いと大掛かりな仕掛けを持ち込んで，ファン層を，それまでとは比較にならないほど拡大した功績はすごいんやけど，アクションのキレって点では，もともと特筆するほどの人じゃなかったからね。それにしても，ダルい映画やった。なんか何十年も昔のサイレント喜劇のようなダルさがあるな。もうジャッキーのセンス自体が通用してないんやろな。
もちろん吹替版で見ました。ジャッキーはもちろん石丸博也，相棒役は安原義人。私ゃ安原の声が好きなんで，とても嬉しいコンビだ。ジャッキーの声は，どの局で放送しようが必ず石丸。映画以外でも出てくれば必ず石丸の声。これって最近ではかなり珍しいこと。おそらく，この人が最後のフィックス声優なんやろな。安原のフィックスって誰かな？メル・ギブソンか？でも，違う人がアテてるのも多いな。代表作は『キャッツ・アイ』（実写版じゃないよ）の俊夫（ちなみに瞳役は戸田恵子でした），『特攻野郎Ａチーム』のフェイス・マン。『ジャングル』って刑事物には素顔さらしてレギュラー出演してましたな。
