西澤保彦『方舟は冬の国へ』読了。いやぁ,本当に西澤はいいね。ハズレ率極めて低し。今回も相変わらずのSF設定で,でも切な系で良かったですよ。
さて,年末恒例「このミス」のベスト10が決まったらしい。国内では横山秀夫『臨場』,雫井脩介『犯人に告ぐ』,法月綸太郎『生首に聞いてみろ』,貴志祐介『硝子のハンマー』,芦辺拓『紅楼夢の殺人』,斎藤純『銀輪の覇者』,綾辻行人『暗黒館の殺人』,天城一『天城一の密室犯罪学教程』,伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』,矢作俊彦『THE WRONG GOODBYE』とのこと(順不同)。『生首』しか読んでねぇや。あんなのがベスト10に入ってるってことは, 今年は不作だったったことなのかしら。