■

久しぶりに本でも読もうってんで，ナンシー関の大コラム……あ，こういうのは読書とは言いませんか。じゃあ……「じゃあ」ってことは無いか，いや，とにかく柄刀一『殺意は砂糖の右側に』，西澤保彦『ファンタズム』，氷川透『真っ暗な夜明け』を一気読み。柄刀は無難。面白くもなく面白くなくもなく。西澤は問題。オチまではものすごく面白かったが……あのオチ……最後に「エピローグ」くらい付けてくれよ，と思うのは私だけではあるまい。氷川は黒豆（嘘）。面白くは読めたのだけれど，もう一味欲しいなぁというのが正直なところ。島田荘司の薦が，これまた鬱陶しいんだ。お前は終わってるんやって何年も前から言うてるのに。やっぱり一番面白いのはナンシー関やったな。