今年を振り返る(読書篇)

復刻版デラックスジャンボタローマン、2度目の抽選にも外れた……

今年一年で読んだ本は70冊ほどだった。老眼が進んでるので、なかなか読めない。特に、夜寝る前にちょっと読もうかってのが全然できなくなったのが痛い。それも問題だけど、どうも面白い本に出合えていない。今年は、おととし横田順彌作品に出合った時のような嬉しさはなかった。ブログを確認すると、潮谷験『時空犯』、横溝正史少年小説コレクション、青崎有吾『早朝始発の殺風景』、泡坂妻夫『奇跡の男』、逸木裕『五つの季節に探偵は』、阿津川辰海『入れ子細工の夜』、西澤保彦『パラレル・フィクショナル』、紺野天龍『神薙虚無最後の事件』、貫井徳郎『紙の梟 ハーシュソサエティ』あたりを楽しんだようだ。逆に酷かったのは『地平線の相談』、『みうらじゅん対談集 正論。』、市川憂人『断罪のネバーモア』、『開化の殺人 大正文豪ミステリ事始』、清水杜氏彦『予感(ある日、どこかのだれかから電話が)』、安原顯『上野桜木ジャズ日記』あたり。