シン・ウルトラマン

月曜に有給休暇を取って、贅沢三昧の三連休にしようと決めていた。土曜は『シン・ウルトラマン』を見て、日曜は魂心家に行こうと(月曜に予定は入れてない)。たったそれだけ? と思われるかも知れないが、私にとっては、凄い贅沢なのだ。

魂心家は、家を出るのが少し遅くなってしまい、昼飯時にかち合ってしまったので、行列する羽目になった。並んでまで飯なんぞ食いたくないが、車で30分かけて行って、食わずに帰るって選択肢はない。まぁ、今日は月に一度のラーメン500円の日だったから、混むのも仕方ない。一番好みの塩、味濃い目でいただいたのだが、朝飯抜きでも飯のおかわりなんか無理。53才なんだから仕方ないけれど、ホントに食えなくなった(もともと小食なんだが)。でも、スープは全部飲むよ。当たり前の話だ。

『シン・ウルトラマン』は、宮内國郎の音楽多め(て言うか、鷺巣詩郎の必要なかったでしょ)なのと、ネロンガをやっつけるあたりまでは興奮させてもらったが、それ以外は、正直あんまり感心しなかった。『シン・ゴジラ』にはあった「驚き」がないのだ。ストーリーは、「まぁ、こうなるでしょうね」って感じで想定の範囲内だったし、映像は美しいアングルやレイアウトもなく、キャストのアップばっかりで安物のテレビドラマを見てるみたいだったし(せっかくIMAXで見たのに!)、CGのウルトラマンって(ザラブもメフィラスも)なんだか薄っぺらくて安っぽかったし、説得力が感じられなかった。あれなら、オリジナルのテレビシリーズを見てりゃ事足りるでしょうに、て言うか、テレビシリーズの方がいいぞ、としか思えなかった。実に残念だ。