白い衝動

待ちに待った休日。だが、することがない。気分は落ち込んだままで、何をする気にもなれない。金がないから出かけることもできない。時間だけが過ぎてゆく。ただ虚しい。

呉勝浩『白い衝動』を読んだ。興味深いテーマかも知れんが、大方の読者は「悩むようなことか?」と思うんじゃないか。それに、主人公に感情移入も共感もできないというのは致命的だった。なんだ、こいつ? ただのバカじゃねぇか、としか思えない主人公って、どうなんだ。

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