黒い駱駝

どうして、どいつもこいつも、俺に物事を押し付ける。自分の責任でやりきろうとしない。俺はボランティアじゃないぞ。休みの日くらい、ゆっくり本を読みたいというのは贅沢なのか。俺は、どこまで我慢して生きればいいのだ。これまでだって、人並み以上に我慢してきたのに。

E・D・ビガーズ『黒い駱駝』
退屈かなぁと思っていたら、すいすい面白く読めた。こういう文章だからなのだろうな。