衣装を揃える

スーツを買いに行った。というと、すごくオシャレな感じだが、私はいつも近所にある洋服の青山で買っている。ブランドものなんかに用はない。そんなねぇ、仕事の時しか着ぃひんし、内勤やから職場の人間しか見ないし、スーツになんか必要以上に気を使いませんわよ。青山じゃフレッシャーズフェアやってるらしいし(て嫁はんに言うたら「誰がフレッシュマンやねん。おっさんやないか」て言われましたけどね)。

行ってみると、全然客が入ってない。もう3月やし、みんな買い揃えた後なのかしら。まぁ、そんなことはともかく品物を見せてもらうと、最近は細身に仕上げて、しかも上着の丈が短いのが流行らしい。スーツの上着は、まっすぐ手を下におろして、指の第一か第二関節を曲げたら裾の部分をつかめる、というのが普通の長さなんやけど、それよりずっと短いのね。実は、以前にそういうのを買ったんやけど、どうもアホの子みたいに見えるので、そいつも下取りに出して、買いなおそうというのが今日の目的なのである(ついでに、鬱病に倒れ、一年間寝たきり生活を送り、仕事復帰した時に買ったデブ仕様のスーツも全部下取りに出そうという寸法)。

そんなのは最近種類が少ないらしく、おまけにツーパンツで、というとかなり限られたのだけれど、なかなかイイのが見つかった。店員さんはやたらと「紺が流行ですよ」と押してきたけれど、私が選んだダークグレイのより1万円も高いので遠慮した。それでも定価7万円するんですよ。下取りやら割引やらで5万になりましたけどね。

ついでに靴も一足(こないだ買ったのと同じの)をザ・シューズで買って(だって今履いてるのを、こないだ買った新しいのと並べると、あまりにみすぼらしかったんだもん)、本日はお買い物三昧と言ったところ。それにしても、スーツって高いよなぁ。経費で落としてほしいなぁ。