キラーチューン


東野圭吾『聖女の救済』読了。面白かったですよ。よくもまぁこんなこと思いつくね。しかし,これってガリレオシリーズには馴染まないタイプの犯罪ではないか?『容疑者xの献身』も「科学とあんまり関係ないぞ」「物理トリックないじゃん」とか思ったけど,素直に加賀刑事モノでいいじゃん。そりゃガリレオシリーズにしといた方が(桁違いに)売れるんだろうなぁとは思うけど。湯川,草薙,内海のトリオがレギュラー名探偵ってことで収入も安定だな。
◆ウォルター・ビショップ・ジュニアの“キープ・オブ・マイ・ソウル”を聞いています。なかなかいいですぞ。この人の作品って言うと,各種ガイド本では,まず間違いなく“スピーク・ロウ”ってアルバムを(幻の)名盤って紹介してますが,あんなもん普通のピアノトリオです。面白味はない。そんなの聞いてる暇があるのなら,“キープ・オブ・マイ・ソウル”をお聞きなさい。悪いことは言わないから。