呉智英

相川梨絵

◆今日はいささか鬱気味。別に昨夜の『わたしたちの教科書』が尾を引いてるとか(しかし,これくらいしか見るべきドラマはないねぇ)金曜ロードショーが,またまたジブリと癒着の『天空の城ラピュタ』を放映するからではない。しかし,いい加減に飽きんのかね。もっと他にも映画は腐るほどあるだろうに。まぁ,どうせ見ないんだからドーデモよろしい。鬱って奴はなんですな,どうなったら「治った」ことになるんでしょうな。「治った」とまでいかなくても「社会復帰OK」サインは何なんだ。体が動かないといった最悪の時期は過ぎたけれど,気分は晴れないし,趣味の世界に逃避しようとも思えないし,相変わらず自殺だって考えるぞ。単に調子が悪いだけか鬱なのか,どこで判断すりゃいいのだ。「鬱という名がつくまでは,誰も鬱にはならなかったのだ」って三島由紀夫的なことを言ってみたりして。
◆久しぶりに呉智英の本が出た。『健全なる精神』。あの物議を醸した「いじめられっ子よ,自殺するくらいなら復讐しろ」も収められているという。この人の本を読んでると,あぁ世の中バカばっかりじゃないとホッとさせられます。てなわけで早速発注。近所の本屋じゃ置いてないもんなぁ。て言うかそもそも近所に本屋がないが。

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