セーラームーン終わっちゃった

x001it2004-09-25

秋の番組改編ってことで,『美少女戦士セーラームーン』と『超星神グランセイザー』が終わった。セーラームーンの方は,イメージぴったりで魅力的なキャスティングに感動していたけど,後半のストーリー展開がボロボロで,ラストも意味不明のまま終わってしまった。あのプリンセスとやらの行動原理が全然分からない。そもそも何故プリンセスだけが前世のキャラのまま,うさぎとは別人格で存在できてるの?それに「前世に決着をつける」ことが結局出来なかった(一回は滅んでるし,蘇ったのは奇跡の力やし)こと,そのくせ悲劇に徹することができなかったこと,実に中途半端な最終回でした。あれじゃ納得できんぞ。自分たちの力だけ(または,そういう力が奇跡を呼ぶ形)で前世を跳ね除けて勝利。普通の生活に戻ったら,美奈子が十番中学校に転校してくる(実は死んでなくて,手術しに海外に行ってただけだった)みたいなハッピーエンドを夢想してたのに……

一方,グランセイザーは不細工で動きにくそうなスーツ,12人もの主人公と「大丈夫かいな?」と思わせたが,これがなかなかどうして充実の出来栄え。キッチリと新シリーズ『幻星神ジャスティライザー』という次回作を生み出し,戦隊でもライダーでもウルトラでもない新たな路線を打ち立ててくれました。偉い。立派。