そわそわ

夕方に用事があると、どうも落ち着かない。それまでの時間を楽しんだり寛いだりすりゃいいんだろうが、私の精神は、そういうふうに出来ていない。損な性分だと思う。録画しておいた一週間分のドラマを消化し、頼まれていた仕事を片付けたら、もう夕方。休日はあっという間だ。つまらんことだ。今度の3連休は、楽しめるだろうか。

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ジャズは昼間に聞くな

待ちに待った休日が、やっと来た。朝寝坊しようと思っていたのに、家内が息子を叱る声で目が覚めた。朝の7時前だぜ。サッカーの試合があるんで早起きしたんだろうが、朝っぱらからこれじゃあ、私ゃ浮かばれんよ。

で、昼からは読書しつつ音楽鑑賞。バルネ・ウイランのアルバムを聞いていたのだが、はて、こんなだったっけか? どうも、昼間に聞くジャズはつまらなく聞こえるようである。売るかどうかは、夜に聞き直してからにしよう。

というわけで、iPodに入れた吉川晃司「モニカ」「サヨナラは八月のララバイ」「せつなさを殺せない」、佐野元春「アンジェリーナ」なんかを聞く。このあたり、イイね。

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ジャズ・バイ・ジー!(マシュー・ジー)

トロンボーンを聞くシリーズ、寺島靖国の本で初めて見たマシュー・ジーの『ジャズ・バイ・ジー!』。マシュー・ジーなんて人、どんなガイド本でも見たことない。調べたら、リーダー作はこれと、ジョニー・グリフィンとの双頭リーダー作『ソウル・グルーヴ』の2枚っきり。なんとなく惹かれるものがあったので、試聴して『ジャズ・バイ・ジー!』の方を買うことにした(グリフィン、あんまり好きじゃないし)。アルトの入ったクインテット、テナーとバリトンとトランペットが入ったセプテットと、派手な編成だけれど、なかなか良い。これは拾いもの。

ただ、気に入らんのは、これ紙ジャケットなのよね。誰が考えたのか知らんが、この愚劣極まる代物は、いまだに発売され続けている。デジパックなら分かるが(あれもCDをホールドする部分が壊れたらパーなので、あの部分を簡単に交換できるように改良してほしいけど)、紙ジャケなんてものはLPを懐かしがるにしたって小さすぎて意味ないし、そもそも扱いにくくて仕方ない。いい加減に目を覚ませよ。

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フランク・ロソリーノ・クインテット

トロンボーンを聞くシリーズ、買ったばかりの『フランク・ロソリーノ・クインテット』。ある日突然気になって、同じモード・レーベルの『ハービー・ハーパー・セクステット』と、どっちがいいかなぁ、前者はリッチー・カミューカが入ってるし、後者はギターも入ってるし、と悩んでいたところ、マイミクさんが前者を薦めてくれたのである。聞いてみれば、あぁ、トロンボーンのアルバムって、こういう感じだよねぇとしみじみ思える好盤。こういうゆったり感が、今の私には必要なのだね。

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2時間早退

あまりにも心身ともにダルイので、よっぽど休んでやろうかと思ったんだが、1時間早く出勤する週に休むのはイケナイので、夕方2時間早退することにした。2時間だけでも早く帰れると思うと、かなり気分は違う。で、ただ早く帰るだけではつまらんので、いつもと違う乗り場から電車に乗り、京都駅で途中下車。八条口にあるイオンモールトイザらス大垣書店に行った。それにしても、トイザらスは落ちぶれたもんだね。店の中が全然楽しくないぞ。で、他にもぶらぶらしようかと思ったのだが、なにしろ観光客が多くてげんなりしたので、そこからバスに乗って帰った。京都というのは観光都市で、他所の人から見れば、さぞかし良い街に思えるのかもしれないが、住んでる者からすると、こんなにつまらんところもない。観光地には人がうじゃうじゃ、観光地じゃないところには何もない。日常を楽しむということが不可能な街、それが京都なのである。

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ザ・ファビュラス・スライド・ハンプトン・カルテット

眠くてダルいうえに、鬱陶しいことばかり発生するので、ストレスMAXの鬱状態

そんな状態でトロンボーンを聞くシリーズ。『ザ・ファビュラス・スライド・ハンプトン・カルテット』は、リズムセクションがフリー突入寸前みたいなハイテンションなので、かなり騒々しい。トロンボーンのアルバムとは思えない。でも、聞いてると元気が出てくるような気がするし、騒々しい一辺倒ではないので、ちゃんと聞けるアルバム。

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