ジャズ・バイ・ジー!(マシュー・ジー)

トロンボーンを聞くシリーズ、寺島靖国の本で初めて見たマシュー・ジーの『ジャズ・バイ・ジー!』。マシュー・ジーなんて人、どんなガイド本でも見たことない。調べたら、リーダー作はこれと、ジョニー・グリフィンとの双頭リーダー作『ソウル・グルーヴ』の2枚っきり。なんとなく惹かれるものがあったので、試聴して『ジャズ・バイ・ジー!』の方を買うことにした(グリフィン、あんまり好きじゃないし)。アルトの入ったクインテット、テナーとバリトンとトランペットが入ったセプテットと、派手な編成だけれど、なかなか良い。これは拾いもの。

ただ、気に入らんのは、これ紙ジャケットなのよね。誰が考えたのか知らんが、この愚劣極まる代物は、いまだに発売され続けている。デジパックなら分かるが(あれもCDをホールドする部分が壊れたらパーなので、あの部分を簡単に交換できるように改良してほしいけど)、紙ジャケなんてものはLPを懐かしがるにしたって小さすぎて意味ないし、そもそも扱いにくくて仕方ない。いい加減に目を覚ませよ。

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