オイディプスの刃

随分昔から読みたいなぁとは思っていた赤江瀑『オイディプスの刃』が、ようやく復刊されたので読んでみた。登場人物全員の行動すべてに、ことごとく首を傾げざるを得ない、なんて言うか、よく分からん話だった。あの人たちは揃いも揃って、何であんな行動を取るのだろうか。特に剛生君の超人っぷりは完全に意味不明。いかにもATGで映画にしそうだなぁって気はした。でも、映画の出来はイマイチらしい。キャスティングを見ただけでゲップが出そうだ。実相寺監督で見たかったかも。

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