変人島風物誌(多岐川恭)

一日休んだだけなのに、仕事が溜まっている……。これは、部下どもに主体性とか責任感とか、そういったものが完全に欠如しているからである。全部他人任せ。どうやら首の上に載っているのはザボンか何かのようなので、考えるといったことが出来ないらしい。

多岐川恭『変人島風物誌』。なんだかATGで映画にしそうな話だった。イマイチ盛り上がりに欠ける。併録の「私の愛した悪党」は、かなり早い段階でネタが全部分かっちゃったんで、読み進めるのが、なかなか辛かった。

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