Wild Ambitions


樋口有介捨て猫という名前の猫』読了。柚木草平シリーズとしては9年ぶりらしいが,相変わらずの面白さ。しかし,なんで,こういう悲しくてやりきれない話を書くかね。今までもそうだったし,随分軽いとはいえハードボイルドだから(だよね?)当然といえば当然なんだけど。最後の方なんか素面では読めないやってんでジントニックを買いに行ったら,向かいのスーパー・フレスコにはコーラショックとかコーラショックZEROとかいう缶入りのウオッカのコーラ割りしかなくて,こんなときでもZEROってのを選んでしまう自分が情けなかったりするんだが,フレスコの隣の酒屋リカー・マウンテンは20時に閉まってやがるし(早すぎるだろうが),もっとも,開いてたところで,ボンベイ・サファイアトニックウォーターを買うつもり(て言うか財布の中身)なんぞ,さらさら無かったけどね。で,ウオッカのコーラ割りを飲みながら読み終えたですよ。それにしても,柚木って38歳なのか。いつの間にか,俺より年下になってたんだな。