装甲騎兵ボトムズ 孤影再び


◆やっぱりかっこいいな,スコープドッグ
◆予約しておいた本が入ったというので図書館に寄ってきた。東野圭吾『新参者』,樋口有介『不良少女』,『捨て猫という名前の猫』。『新参者』は予約入れたのが1年前。やっと順番が回ってきたぞ,と思ったら,まだ600人以上待ってる人がいる。俄かファンがよぉー。『白馬山荘殺人事件』知らねぇだろ,てめぇら。まぁ,好きだった作家が売れっ子になるのは喜ばしいことだ。
樋口有介も好きな作家だ。今,新刊出たら必ず読むぞ,というのは樋口と東直己くらいなもんだ。この二人は,まだメジャーな作家とは呼べないだろう。でも,とても面白いので,いつかきっとブレイクすると思っている。樋口は何故か最近東京創元社から本を出している。構わないんだけど,余計マイナー作家に感じられてしまうんじゃないか?と心配している。で,その創元文庫版『不良少女』の解説を杉江松恋という人が書いているのだが,実にビックリの文章だ。ネタをばらしてるとか,そういった類のことではなくて,文章そのものが小学生レベルなのだ。「ですます体」と「である体」がごちゃ混ぜ。何らかの効果を狙ってわざと書いてるんだとしたら,トンデモナイ大失敗だ。解説って,編集者とかのチェックは入らないのか?