◆毎度のことではあるが，鬱陶しくかつ辛気臭い日記を書かせていただく。
◆実は，月曜からずっと休んでいる。有給休暇を使い果たし，病欠に突入している。医者に診断書を書いてもらわなきゃならん。まぁ，そんな手続きの話はともかくとして，何故こういうことになってしまうのか。朝，少々体調がよろしくなくても，我慢したり薬飲んだりして出勤できるだろうに，と我ながら思うのだが，どうしても体がついてきてくれない。いつから，こんなへタレになってしまったのか。
◆その昔，私はそれなりに仕事のできる人だった（と思う）。理想もあり，それに近付くべく努力もしたし，部下にも厳しく接していた。それが，あるとき完全にブチ壊れた。簡単に言ってしまえば，そんな理想の通用する職場は極めて少数派であり，他の職場では全然通用しなかったのだ。私としては，今までの仕事を通じて得た技術だのなんだのを最も活かせるであろうところへ異動させてもらったのだが，これがトンデモナイ間違いだった。とにかく何も仕事をしていない。何年も前に決まったことなのに何の手も打っていない。「なんぼ決まったことやと言うたかてできるわけないがな」というのなら，廃止に向けて動くべきなのに，そんなことはせず放置してある。そのくせ上には「やっている」と嘘をついている。何とかしなくては，と走り回ったが，一人の人間の力なんて何の役にも立ちはしない。見事に撃沈，なまじ少々の自信があっただけに，やられっぷりも酷く，精神まで病んでしまったのだ。
◆で，今日に至るわけだが，「できる人」じゃなくて普通の職員として復帰しようという意欲も，仕事全般に対する絶望，懐疑心ゆえにイマイチ盛り上がってくれないし，歳を取るにつれ，体調も崩しやすく治りにくくなっていて，どうしようもない。毎日「明日こそは」と自分に言い聞かせているのに，朝になると動けない。一体どうすればいいのだろうか。どこかの総理大臣みたいに何十億も小遣いをもらえる身でもないので，一からやり直しなんて言って退職したりできるはずもなく，首くくってリセットなんてできるわけもなく，定年まで20年もあるというのに，いつまでこの苦しみは続くのか。どう対処すればいいのか，性格に起因するものだけに，なかなかいい手が思いつけない。実に苦しい。以上，オチも何もない日記でした。
